■ エアクリーナーを洗濯しよう!
report: 2011/12/30


ついに N/A 用も TURBO 用もエアクリーナーが 純正品/社外品 ともに新品の入手が困難になったようなので、エアクリーナーの洗濯に挑戦してみました!



こちらが約 5 年/20,000km 使用した社外品のエアクリーナーです。汚れていはいますが、まだ状態は良いほうです。



濾紙の部分の拡大です。拡大してみると汚れが目立ちますが、それだけエアクリーナーがしっかりお仕事をしているということですね ^^)



こちらが今回洗浄に使用するアイテムです。

左は "サンエス K1" という合成洗剤で、油汚れやカーボンを超強力に洗浄できます。昔からエンジンの O/H などを行う工場や内燃機屋さんで使用されているものですが、最近は工具店などでも入手できるようになりました。店によっては同社のメタルクリーンという製品を扱っている場合もありますが、エアクリーナーの洗浄なら、どちらでも性能的に差はありません。

サンエス K1 は中性の水溶性なので殆んど臭いもありませんし、灯油などと違って引火の危険性もありません。また、中性の水溶液なので使用後はそのまま下水に流せるので、後始末も楽チンです ^^)

右は Wako's のその名もずばり、"エアーフィルターオイル" です。本来はバイクのスポンジフィルター用らしいのですが、今回はこちらを使用してみました。ビスカス式(湿式)のエアクリーナーは、濾紙とともにオイルが埃を吸着する役目を担っています。社外部品メーカーさんのページによると、ビスカス式のエアクリーナーは、

   濾紙表面と付着したダストが油を吸い、多孔質のダスト層が形成されフィルタ層となります。

とのことですので、綺麗になったからといって、洗って乾燥させたままで使用しないでくださいね!

上記の購入ですが、近くの工具専門店等で取り扱いがない場合は、ストレートのネットショップ でも購入可能です(サンエス K1エアーフィルターオイル)。サンエス K1 は店頭でも在庫していますが、エアーフィルターオイルは大宮店では取り寄せでした。



ひどい油汚れの場合は、サンエス K1 は 3〜6% 位の濃度で使用します。温度が高い方が洗浄効果が高いので、百均で買ったタライに 70℃ のお湯を 4L 入れ、そこにサンエス K1 を 200g 入れて約 5% の濃度で洗浄してみました。水温で洗浄効果がかなり変わりますので、特に寒い時期は温水の使用をお勧めします!

写真はエアクリーナーを入れて 30 秒ぐらいの様子です。



時々ゆすったりして、30 分位経つともうこんな感じです。このまま 2 時間ほど漬け置きしました。

ブラシ等でこすったりすると、最悪、濾紙が破れてしまいます。サンエス K1 でしたらこすらなくても綺麗になりますので、濾紙をいためないように注意してください。



その後、お湯で十分ゆすぎます。濾紙の中から汚れた液がしつこく出てきますので、気の済むまでゆすいでください ^^)

ゆすいだ後は十分に乾燥させます。このあとオイルを含浸させるので、水分が残らないように完全に乾燥させてください。気温や湿度にもよりますが、慌てず急がず、3 日ぐらいは室内で乾燥させた方が良いかもしれません。



これが乾燥させた状態です。新品のように綺麗になっています。

前述の通り、今回はサンエス K1 の溶液の中でゆすっただけで、ブラシ等は一切使っていません。



拡大してみるとこんな感じです。



乾燥したら、エアーフィルターオイルを十分に塗布して含浸させます。

エアフィルターオイルの説明書きによると、

   5〜6cm の距離からまんべんなく十分に吹き付ける。

となっていますので、吹き付ける量は皆さんのお好みで ^^;

# 手や金属部に付いたエアーフィルターオイルは、パーツクリーナーで簡単に落とせます。



注意点ですが、濾紙が劣化していると、洗浄時に濾紙が破れてしまう場合があります。

N/A 用は殆んど問題ないのではないかと思いますが、TURBO 用はブローバイがエアクリーナー経由でインテークに戻されるため、エアクリーナーがオイルでベトベトになっている場合があります。以前洗った社外品(濾紙の部分がウグイス色のやつ)は、オイルでベトベトだったせいもあるかと思いますが、破れてしまいました。

このようなリスクや乾燥に時間が掛かるということもありますので、中古でも良いので予備を確保してからトライすることをお勧めします!